先進的な製品開発で業界をリード当社は1968年に「水本機械製作所」として法人化、1977年に製鎖業を開始しました。当時、鎖で主流だった鉄製ではなく、ステンレス製に着目。1960年頃からステンレスが浸透したことで、軌道に乗り始めました。その後、製鎖業は造船不況などで低迷しますが、当社はチタンやアルミ、真鍮や銅といった素材を用いて新製品を開発。結果、新たなニーズを開拓しました。現在は約5,000種類の製品を扱い、業界をけん引するまでに成長を遂げました。
信頼されるモノづくりを追求姫路市の本社工場では、月産平均50トンの鎖を製造しています。棒状の素材を裁断して曲げ、つないだ後にリング状にする機械は約20台完備。この機械で鎖の原形を作ると、次はつなぎ目を溶接。溶接は仕上がりを左右する工程とあって、特殊な溶接を行い、入念に試験を行います。鎖部が完成すると、目視や引張検査機による製品検査を行い、研磨を経て完成します。「水本に任せれば何とかしてくれる」をモットーに、高品質なモノづくりを追求しています。